うまく行く結婚について

私の所に相談に来られる方々の、特に大きな比率を占めるご相談内容に、恋愛、そして結婚というものがあります。

 

私は、結婚相談所を運営している訳ではないのですが、よく問われる内容なので、書いておきます。

 

うまくいく結婚についてです。

 

 

まず、ベーシック的なところ、法律的なところから書きます。

 

民法に於ける、結婚に関する規定です。

 

どういうのを指すのか？

 

三つの義務が発生するとされます。

 

同居、相互扶助、家計連帯。付随する責任として、貞操義務ですね。

 

夫婦は同じ世帯を形成します。別居とかは、民法的にはアウトです。

 

そして、相互扶助、お互いに助け合わなければなりません。

 

最後に、家計連帯です。共同生活費に関しては、夫婦共同で連帯責任です。

 

これらの、事実上の結婚状態があれば、婚姻届を出してなくても、内縁関係とされるようです。

 

さて、ここまでは法律レベルです。

 

 

婚姻に関する事に関しては、宗教的説明も踏まえなければなりません。

 

大概、チャペルで神父さんや牧師さんの前で、結婚の宣誓を行うと思います。

 

有名な文言で、病める時も健やかなる時も、死が二人を分つ時まで、というのがあります。

 

また、父親が、新婦を新郎の前に連れて行く、そんな事も行われます。

 

これらは、宗教上の要求ですね。

 

神様に祝福される結婚とはどういうものか？

 

これも、三つあります。

 

「神が引き合わせる。」

 

「お互いに善き助け手となる。」

 

「たった一人の妻、たった一人の夫を愛し続ける。」

 

宗教的には、これらが、教会が結婚を承認する条件とされます。

 

 

では、占術理論や運命学的な部分で、うまく行く結婚とは何か？

 

これも、三つの要素があります。

 

「男性の熱意が無ければならない。」

 

「女性の援助が無ければならない。」

 

「周囲の支援が無ければならない。」

 

どれか一つあれば十分ですが、当然、重なり合う要素が大きいほど、うまく行きます。

 

実は、私が占った事のある方の中に、手相を見て、結婚線が存在しない方が居ました。

 

ところが、既婚者でした。そこで、詳しく尋ねると、夫がとても熱心で、という話でした。

 

つまり、自分自身の結婚の縁がからきしでも、他人の縁によって結び合わされる可能性もあるという事です。

 

周囲の協力も重要です。というのは、それは、社会的に承認される恋だという事だからです。

 

これについては詳しく書きます。

 

 

私は、精神障害者です。

 

以前に、精神病院の閉鎖病棟の長期入院の重症患者の女性と交際していましたが、この時、反対したのは相互の両親で、周囲は協力的でした。

 

結局、別れる事になりましたが、その時の周囲というのは、同じ障害者の患者仲間です。

 

「大変お似合いです。」

 

「精神障害者同士が、お互い障害を持っているのを乗り越えて、新しい家庭を築こうとしている。応援する。」

 

「どう考えても、男側が損する話だ。しかし、それでも、女を支えていこうと言う、その意思が素晴らしい。」

 

「この新聞記事見てみい。障害者が、正社員になった言うて書いとるで。お前もできるはずや。頑張れ。」

 

そういう、周囲の励ましがあるかどうか、この要素は大きいです。

 

 

上記の話をもっとわかりやすくまとめます。

 

うまくいく結婚とは？　RPGの設定で表現するとこうですね。

 

男性戦士レベル100、女性神官レベル100が、タッグを組んで魔王をやっつける。

 

 

要するに、二人で倒すべき敵の存在があるという事です。

 

私の時の場合には、「障害者に対する差別意識」ですね。

 

ただ、女性の方は、そうは思っていなかったようです。

 

お金を持っている男性なら、誰でも良かったようです。

 

「あなたは経済力も無いのに綺麗事ばっかり！」

 

それが捨て台詞でした。

 

 

書いてる私本人が、独身未婚の身ですので、あまり偉そうな事は言えません。

 

おい、占い師、お前、占いの力を使って、自分自身を幸せにしろよ、と言われそうですね。

 

占い師は、自分自身の幸せを切り売りして人を幸せにして、対価としてお金をいただく仕事です。

 

その矛盾に耐えられない人は、占い師をやらない事を勧めます。

 

人を占い、幸せになれと励まして、自分自身はずっと幸せにならない、それが本物の占い師という存在です。

 

聖書を引用します。

 

「おい、イエス。お前が神の子なら、十字架から降りて、自分を救ってみせろ。」

 

でも、私は、人が幸せになるのを見るのを喜びとする人間ですから、自分の道を曲げる事はしません。

 

むしろ、同じ道を歩いてくれる人であれば、「人生の伴侶」でしょう。

 

 

今日も、あなた方の幸せを願って、お待ちしております。

 

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